本格的な春の訪れで、様々な花が咲き始めた。
今は街路樹のツツジが華やかに街に彩りを与え、桜に負けないくらいの花を咲かせている。
そして、インスタグラムの投稿で、モッコウバラの存在を知る。
とても可愛くて魅力的な花だ。
横浜市内のポイントを検索したところ、元町の『アメリカ山公園』に咲いていることを知る。
早速ワンコを連れて撮影をしに行ってみることに。(4月25日木曜日)
白色のモッコウバラが咲いていた
一般的に広く知られている色は黄色のようだが、ここには『白いモッコウバラ』も咲いている。
白は黄色よりも花が咲くタイミングが少し遅いようだ。
確かに黄色のアーチと比較してみると、ボリューム感は少し欠ける。
しかしながら、花の芳香は白の方がより香りを放つという。実際に、上品な甘い香りがあたりを漂わせていた。
人気があるのはやはり黄色。そちらに撮影者が集中している。
新参者の私は、人のいない白い方から撮影することに…
”わんちゃん”と”花”の組み合わせで撮影している方の多くは、一眼カメラを駆使し、静止画を撮っている方がひときわ目立つ。
そして見事にワンズも躾られている。
あのワンズにはいつも感心させられる。
大人しくお座りをし、カメラに向かってポーズをきめる。
うちのジャムには到底無理だろうな…と。
私も今年の初めに一眼ミラーレスカメラを購入。まだまだ修行の身ではありますが、一応撮影時にはリュックに忍ばせていきます。
しかし、ショート動画をメインに撮っていることもあり、結果的にIphone使用率が高くなっている現状も…
いよいよ黄色のモッコウバラの撮影
この日は横浜でも26℃まで気温が上昇し汗ばむ陽気。
曇りや雨の天気が続いていたので、このタイミングを待っていました。
どうせ花を撮るなら晴れた時の方が綺麗に撮れる。
青と黄色のコントラストが映えますよね。
そして結構なボリューム感!
ちょうど見頃で花はばっちり!しかしワンコが…
なんとかワンコといい絵を撮りたいと思考をこらしますが、どうにもワンコが思い通りに動いてくれません…
こうなったらテイクの本数を増やすしかないと粘ります。
私は基本動画撮影なので、リードの範囲内ですが割と自由に動いているところを撮ります。
後は自宅に持ち帰り編集で使えそうな箇所を切り取って仕上ます。
今の課題は、”ライティング”もしくは”レフ版”を使用し光を操ること。
特に黒のトイプーは本当に難しい…。
白目がほとんど無く、体も黒なので顔がつぶれてしまうのです。
一人撮影の時はとにかく苦戦をしいられる。
夕日を取り入れての撮影
途中ベンチに腰掛けながら、撮影した画像をチェック。
すると、いつの間にか撮影者が誰もいなくなっていた。
これはチャンスとも思ったが、さすがにワンコも疲れている様子。
あとちょっとだけ撮って帰らなくては。
この日の夕日はあまり強い光ではなかった。
花に当たる光がもっと欲しかったのだが…
逆に空の”白とび”はないので、そこはやりやすい。
ワンコも夕日をバックに撮っても”黒つぶれ”はなさそうだった。
しかし余り無理強いもさせられなかったので、今日は5~10分の撮影で帰ることに。
写真にせよ動画にせよ、撮影はとにかく”経験値”がものをいう世界。
二度と同じ状況がない中で、常にベストなカメラ設定を瞬時に打ち出し、構図を考え、光を操り、出来ることならワンコにもイメージに近い動きをしてもらいたい。
正直難しい…
多くの経験を積んで、無駄なシャッターやテイクが減っていくものなのだろう。
それでも、今はSNSという発表の場があるのはありがたい。
投稿すれば少なからず見てくれる人はいますし、反応してくれる人もいます。とてもありがたいことです。
その意味では、いい時代とも言えます。
アメリカ山公園の由来
今回は撮影はモッコウバラを撮ることが目的であったので、他の花はあまり撮ってこなかった。
もちろんモッコウバラだけではなく、花壇には様々な花が咲いていた。
もう少し公園の全体がわかるような写真を撮るべきだった。
さて、ここでこの公園の由来を少し触れておこうと思う。
『アメリカ山公園』
- 明治初頭の米国公使館ゆかりの地
- 戦後は米軍の施設用地として利用される
- 近隣には、港の見える丘公園フランス山地区や山手イタリア山公園があることから、アメリカ山公園と名付けられた。
全国初の立体都市公園
みなとみらい線「元町・中華街」駅の駅舎上部を増築。
建物上部を隣接する丘陵地と一体的に整備。
公園内のエレベーターとエスカレーターで、元町エリアと丘の上の山手エリアを結ぶ。
入場料 無料
開園時間 午前6時~午後11時
駐車場 無し