相鉄本線の星川駅は横浜駅から快速で一駅、約4分の場所にある。駅近郊エリアには大規模なマンションが数か所あり、オフィス街や街道沿いに軒並み建てられているマンション群とは違い、圧迫感はない。空も広く、街の中心には帷子川が流れており、県立保土ヶ谷公園も徒歩圏内。その星川駅から徒歩10分強の場所には天王町駅があり、有名な松原商店街がある。新旧が入り混じった天王町の街並みにも触れる。
星川駅
相鉄本線(快速・各停)
渋谷駅⇒最速約38分
横浜駅⇒約4分
新横浜駅⇒最速約16分
wanman map
保土ヶ谷公園
保土ヶ谷公園は県立の運動公園。野球場、サッカー場、ラグビー場、テニスコートなど、様々な運動施設が揃っている。保土ヶ谷公園公式HP
わんちゃん散歩は基本、各競技場をつなぐ歩道を歩くこととなる。
もしくは、『保土ヶ谷公園通り』を挟んだ反対側に緑豊たかな緑地が広がっているので、むしろ”散歩コース”としてはこちらが良さそうだ。
案内図では下のエリアがわんちゃん散歩に最適なコース。
中心に池(上池)があり、空が開けた広場になっている。この先には子供用のプールがある。
こちらが夏の時期オープンしている子供用プールエリア。公式HP
地形は窪んだ谷間になっており、ここまではスロープもしくは階段を下だってくる。
梅園エリア。ここには40種、90本の梅が植えられており、『かながわの花の名所100選』に選ばれている。
また、毎年2月の下旬には『梅まつり』が開催されているようだ。
こちらはタブノキと呼ばれる常緑高木。写真では伝わらないが、とても”大きな木”だ。
古くから樹霊信仰の対象とされ、日本各地に巨木が残っており、神社の「鎮守の森」によく大木として育っている。また横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名である。(ウィキペディアより)
銀杏坂
保土ヶ谷公園通り(銀杏坂)を緩やかに下って行くと、星川駅と和田町駅の中間地点、高架下にでる。このルートが一番分かりやすい。
川辺公園
帷子川沿いの公園で、星川駅からは徒歩3分、”夏場のプール”と、遊具広場のこじんまりとした公園。
わんちゃんの散歩コースがある公園というよりかは、散歩の時に”通過する公園”といった感じだろう。
川辺公園の前は帷子川護岸まで直接アクセスできるようになっている。※川の中には入れません
サルスベリの花がきれいに咲いています。(8月初旬)
25mプールと子供用プールがあるが、どちらもキッズ達の遊び場。 川辺公園プール公式HP
裏の建物は1970年に建てられた『市営河辺町第二住宅』。
帷子川緑道
帷子川は相鉄線に沿うように流れており、横浜駅の裏側で海に流れでる。ちょうど横浜ベイクォーターの前辺りが河口になっている。
そんな帷子川ですが、横浜の街では各所でちょっとした”癒しのスペース”を提供している。
街中において川辺は、”水の流れる音”だったり、思いもがけない”鳥”を見かけたり、水面を照らす朝日が”絵画的”だったり、さりげない癒しに貢献している。
朝のわんちゃん散歩では、私も川辺を歩くコースは結構好きだ。
星川駅近辺に住んだならば、日常的な散歩コースになるのはここのコースだろう。
綺麗に整備された緑道だ。この緑道の右側の見切れているマンションは駅から徒歩1分の『ボナハイツ星川』。
こちらは建物裏側でボナハイツ星川入居者用のエントランスになっている。1階、2階部分がテナントになっていて、『ガスト』や『バーミヤン』『ドトールコーヒー』などが入っている。
ボナハイツ星川
1981年3月築(三菱商事)総戸数154戸の12階建マンション専有面積が約69㎡~約99㎡、間取りは2LDK、2SLDK、3LDK、3SLDK、4LDK、駅から徒歩1分、ペット相談可 ※その他詳細データはリンク先を参照ください(ノムコム)
柳橋を渡らずにボナハイツ星川から真っ直ぐに進んだところ。
柳橋の上からの画像。
左手にはパークシティ横濱A棟B棟、その前に川辺公園、帷子川沿いの白い建物が市営河辺町第二住宅。
星川駅前マンションで一番インパクトがあるのはビックコミュニティーマンション『パークシティ横濱』だ。
パークシティ横濱
2000年2月築(三井不動産、相模鉄道)総戸数641戸19階建てマンション、専有面積は65.19m2 ~ 122.93m2 間取りは2LDK、2SLDK、3LDK、3SLDK、4LDK、駅から徒歩4分、ペット相談可 ※その他詳細データはリンク先を参照ください(ノムコム)
柳橋を渡り、川辺公園を過ぎ、更に天王町駅方面へ進む。
3番の建物は天王町団地。星川駅から天王町駅までもあるいて10分強、そして直ぐその先には西横浜駅がある。なぜこの間隔で駅を設置したのか、いささか不思議ではある。
相鉄線がかつて貨物の路線だったことにおそらく起因するのだろう。
天王町団地前の『帷子川公園』。
夏場(8月)の朝8時過ぎでもこの公園にはまだ日が差し込んでいない。意外に涼しい。
ここは天王町駅手前の古町橋から星川方面に向かって撮った写真。
2番の建物は天王町団地の2号棟。
帷子川の沿道にはこのような『ハザードマップ』が設置されている。浸水リスクがあるエリアということは知っておく必要はある。
イオン天王町ショッピングセンター
星川駅と天王町駅の間、やや星川寄りの場所(駅から6分)に大きなイオンのショッピングモールが2022年にオープンした。地域への貢献度が高そうなモールだ。公式HP
イオン系のペットショップ『PETEMO』が入っている。トリミングサロンやペットホテル併設。
シティテラス横濱星川
イオンの真横に住友不動産の『シティテラス横濱星川』が分譲中!価格6800万円~(2023年8月時点)
シティテラス横濱星川
2023年2月築(住友不動産)総戸数140戸7階建、専有面積67.34m2~75.30m2 間取り1LD・K+2S~3LD・K、駅まで徒歩7分、ペット飼育可(細則あり)※その他詳細データは住友不動産公式HPを参照ください。
天王町駅
相鉄本線(各停)
渋谷駅⇒最速約41分
横浜駅⇒約5分
新横浜駅⇒最速約21分
シルクロード天王町商店街
天王町駅前の商店街は『シルクロード天王町商店街』と呼ぶらしいが、若い世代が利用しそうな飲食店やBARなどが所々に点在していた。
全体的には高齢の方の経営が多い中で、所々若い世代に経営が切り替わっているのだろう。
星川駅はファミリー層対象な印象だが、天王町は『シングル』、『ディンクス』、『高齢者』といった感じだろうか。
それと、スタイリッシュな外観の美容院も目についた。実際に店舗数も多く、『美容院の街なのか?』と思ったほど。
ただ、わんちゃんの散歩コースとして、特段取り上げる公園等は見当たらなかったが、何も公園や緑地だけがワンちゃんの散歩コースとは限らない。
商店街の中をわんちゃんと散歩しながらの買い物するのもわるくはない。夏場は時間帯が難しいところですが…
松原商店街
天王町といえば、洪福寺松原商店街に触れないわけにはいかないだろう。
横浜三大商店街(横浜橋商店街、六角橋商店街、洪福寺松原商店街)の一つ。
天王町駅から徒歩で8分。
200㎡に72店舗が軒を連ねる。『ハマのアメ横』とも言われているらしく、安い価格での提供が話題の商店街。この物価高の時代には、なんともありがたい話ではないか。
せっかくなので、人気のお店を3店ほど紹介しておきます。
- マグロと言えば「魚幸水産」
- 八百屋さん「外川商店」
- 肉のえんどう「もつ煮込み」
Cafe Cue
公共の公園の中で、こんなに”イケてるCafe”はあまり見たことがない。テラスはソファー席もあり、全体的に程よいスペースが確保され、ゆったり過ごせる。景観も公園の中なので申し分がない。Cafe Cue 公式HP
ついつい長居してしまいたくなる雰囲気がある。夕方散歩のあとに立ち寄りたいお店だ。
まとめ
- 星川は横浜駅から快速で一駅というのがやはり人気なのだろう。
- 2018年には星川~天王町で高架化が完了し、踏切による慢性的な渋滞は解消した。
- もともとは大規模な工場が複数あったらしいが、1980年代に移転、今は再開発により”保土ヶ谷区の行政”の中心。
- 帷子川が街の中心に流れていて、川沿いの緑道は、わんちゃん散歩にはちょうどいい。
- 保土ヶ谷公園までは緩やかな上り先にはなるが、駅から徒歩圏内(徒歩13分)にある。
- 保土ヶ谷公園の梅園エリア側が散歩に最適。
- 上記エリアには、夕方の時間帯、多くのわんちゃんが集合する。
- 星川駅から徒歩6分の場所にイオンのショッピングモールが2022年にオープン。
- 星川駅近郊には古い市営団地がとても良い立地に何棟も建設されている。
- 隣駅の天王町までも徒歩で11分とエリア的には2駅。
- 横浜三大商店街の一つ、『松原商店街』がある。
- 星川はファミリー層中心だが、天王町はそれ以外の層を対象としたイメージ。
- 天王町はわんちゃん散歩コースとしては、特筆するべき公園等はない。
- 天王町は旧東海道の保土ヶ谷宿場があった場所とのことで、その名残が所々に散見できる。
- 帷子川沿いのエリアは浸水リスクが高い場所である。
今回のブログを書き終えた段階で、自分の中での住みたい街ランキング上位には入らなかった。それは何故か?単純にもっと住みたいと思える街があったからだ。
やはり、パークフロントに住みたいですし…
この先は、駅近物件以外の”パークフロントマンション”も一通り見て行きたいと考えております。
その中でまた価値観が変わるシチュエーションに出逢えるかもしれませんので。