キャンプ場

北軽井沢 Sweet Grass

10年振りくらいに訪れた、思い出の北軽井沢。北軽井沢といえば、全国でも予約のとりずらいキャンプ場としても有名な『Sweet Grass』だろう。今年で30周年を迎えた人気キャンプ場を、久しぶりにたっぷり満喫した。宿泊はハンモックキャビンwith Dog。10月半ばにも関わらず、意外に暖かく、多少曇りがちではあったが、快適な滞在となった。

10年ぶりの滞在

ここを最初に訪れたのは、20年程前、一週間ほどの休暇をキャンプをしながら気ままに周るということをやっていた。

予約も無しに突然のチェックイン。その時の平日のキャンプサイトの利用料が信じられないほど安く(確か一泊1000円以下だったような)驚いた記憶がある。

日没直後位から星空も圧巻で、ハワイ島のマウナケアの頂上で見た時より良く見えるのではと思ったほど。

それからと言うものすっかりこの場所を気に入って、毎年のように訪れていた。

しかし、ここのキャンプ場も人気に拍車が掛かり、加えてここ数年のキャンプブームで予約が取りづらい状況にあった。

そんな状況の中で自然と足が遠のいていった。

そしてキャンプブームの終焉‥

昨年まではどこのショッピングモールでもキャンプ用品を買えたし、品数も充実していた。

ところが恐ろしい程に、閉店、撤退に追い込まれていく昨今。

もはやネットでしかキャンプ用品は購入出来ないのか?と思うほど‥

けして、楽ではない”キャンプという遊び”は、より手軽なグランピングの人気に吸収されて行っているのか?

グランピングが受け皿になるには、宿泊費用にギャップがありすぎる感じもする。

新設されたグランピング施設も、既にに飽和状態のようにも見えるし、一アウトドアファンとしては行く先が気になるところ。

と言うことで10月のキャンプベストシーズンにもかかわらず、意外にも予約が取れたので久しぶりに訪れてみた。

スポンサーリンク

宿泊はハンモックキャビンwith Dog

ハンモックキャビン前室

ハンモックキャビンでは、”ダイニングにて焚き火”が出来る。

マキの料金も宿泊代の中に含まれているのでフリーで使用可。(木端のみ)
(一般的なナラなどのマキはひと束700円程度で有料販売です。)

炭のBBQグリルも同様にダイニングにて使用可。

いずれも雨天時でも利用できるのが嬉しいところ。

ハンモックキャビンの夜の雰囲気が好きで、今回もここを予約した。

今回は10月半ばの滞在。夜もさほど冷え込むことがなかったので、薪ストーブは使用しなかった。(就寝時、寝袋と毛布では少し暑かった)

薪ストーブも焚き火同様、炎をついついぼんやり眺めてしまう。

なぜ炎を眺めることは飽きないのだろうか‥

太古の昔から人類は、炎を眺め、様々な想いを巡らせていたのだろう‥

これは人類のDNAに刻まれた記憶。

そんな気がする‥

ベッドはダブルサイズ。

基本キャビンには寝具の用意はないので、各自で寝袋や毛布を持参する必要がある。

もしくはレンタル。

この辺りの快適さを求めるのなら、絶対的にコーテージ宿泊をすすめる。

もう一つは、キャビンにはトイレが付いていない。

ゾーン毎に、トイレや洗い場が設置されているので、さほど苦にはならないが、コテージであればもちろん全て付いている。

WIFIに関しては問題なく使用できた。

柵におおわれた小さめのドッグラン。

とてもラン出来るほどの広さはないが、ワンちゃんも多少自由に動き回ることが出来る。

ただ、我が家のワンコは自主的に表に行くことはまず無い。

常に飼い主の側にいるので、ドッグランを利用することはないが、柵で覆われていることはとても安心。

他に浅間山を眺めながらの、本格的なドッグランも施設内に常設されており、自由に利用可能。

ダッチオーブン料理サムゲタンに挑戦

今回はダッチオーブン料理のサムゲタンを予約した。(食材+ダッチオーブンで3500円)

丸鳥りの中にもち米を詰め込み、薬膳を入れて3時間ほどダッチオーブンでグツグツ煮込む。

時間が掛かる為、先ずはBBQで軽くお腹を満たしておいて、出来上がるのを気長に待った。

途中、炭を切らせてしまうのではと心配しながらも、無事に完成。(炭は24時間購入可能)

夫婦二人とワンちゃん一匹では、十分過ぎる量で、夜と翌朝と2回分しっかり取ることが出来た。

このように、食材と調理器具がセットで販売されているので、ほぼ温めるだけで本格的なアウトドア料理を楽しめる。

それぞれ個性のある宿泊施設

中でもアウトドア料理に特化した宿泊施設が『サンルーフキャビン』だ。

ここには薪オーブンが常設してある。(e-オーブン)

このオーブンの釜で本格的にピザを焼いてみたり、窯焚きごはんも出来る。

羽釜、鉄グリルパン、食器類はこのキャビンに限り、無料で貸し出ししている。

スポンサーリンク

その他『満点星空キャビン』は屋根の一部がスケルトンになっており、室内から星空観察が出来る。

なんと夢のあるキャビン!

現在の満点星空キャビンは新しくリニューアルされたようですが、

以前はリビングのど真ん中に大きなファイヤーピットが設置してあり、なんて大胆な発想なんだと驚いた。

屋根も可動式でオープンエアにもなるデザインでしたが、改良が必要だったのかもしれません。

是非新しくなった星空満点キャビンにも一度宿泊してみたいです。

↓下の写真はリニューアル前の満点星空CABIN。

満点星空キャビン

もう一つは、少し広めのドッグラン併設の『ドッグガーデンキャビン』などがある。

スポンサーリンク

まとめ

  1. 変わらず共用の洗い場、トイレなど清潔に保たれていて気持ちが良い。
  2. 今回は使用しなかったが、全キャビンに薪ストーブが付いている点が良い。
  3. 薪、使い放題のシステムは嬉しい改良点。
  4. ここにくれば素晴らしい非日常の時間を約束してくれる。(自分の場合)
  5. 食材+調理器具のセット販売は便利なサービス。
  6. ワンちゃんも家にいる時のように自由に動きまわることが出来る。(但しベッドの上は厳禁)
  7. 様々な魅力ある宿泊施設が、リピート意欲を沸かせる。
  8. 施設内には大きなドッグランが常設されている。
  9. 連泊すると二泊目以降は半額料金。
  10. 運が良ければ感動の星空に遭遇することが出来る。
  11. 常に人が利用しているキャンプ場なので、安心感がある。
  12. コテージ宿泊は贅沢な宿泊施設ではあるが、食事サービスが付いているわけでもなく、寝具も毛布なので、グランピングよりかは、あくまでキャンプ場施設であることを意識しておく必要はある。
  13. 周辺には旧軽井沢の町や、星のやエリア、アウトレット、鬼押出し園、草津温泉など観光スポットも充実。
ABOUT ME
わんマン
トイプージャムちゃん(2018年11月生まれの女の子)と、公園、海、山、キャンプやグランピング、神社仏閣、旅行、Cafe、はたまたサイクリング、色々出掛けます!そして写真を添えてタイムリーにレポート。季節の草木や花も積極的に取り入れ、日本の四季の魅力も伝えます。 最近では写真撮影も興味の対象になってきました。Instagramにも頻繁にポストしていますので、是非のぞいて見てください。
twitter・instagram・contact
\ Follow me /