4月19日(金)の朝、『森と湖の楽園』キャンプ場をチェックアウトし、次なる目的地本栖湖リゾートへ向かう。
この時期の『富士本栖湖リゾート』は『芝桜』が有名で、広大な敷地を一面芝桜で埋めつくす。
はずだが…
当日の現地開花情報では3分咲きとなっていた。
これはせっかく来たけども、入場料を払い中に入っても、十分な撮れ高は見込めないとの判断から入場を断念した。
そして次なる候補地が忍野八海だった。
山中湖は日本で三番目に高所にある湖
一位 中禅寺湖(栃木県)湖面標高1269m
二位 榛名湖(群馬県)湖面標高1084m
三位 山中湖(山梨県)湖面標高980m
忍野八海は山中湖村に隣接した忍野村に位置し、山中湖へ遊びに行った際、気分しだいで立ち寄る観光地といった具合だ。
忍野村の標高は936mなので、山中湖の湖面標高とさほど差はない。
そんな場所に位置する忍野八海は、一般的な関東の桜開花時期より少し遅いタイミングで巡ってくることは、なんとなく想像できた。
偶然出くわせた満開の桜
予想以上の咲きっぷりに驚愕してしまった!
今まで見て来た桜の名所の中で一番なのでは?と、思ったほど。(京都を除いて)
新名庄川の桜並木も見事で、川の両岸を約200本の桜が続く。あっという間に数時間が経過。
桜に加えて、赤や白の花桃や、小ぶりの白い花を咲かせるユキヤナギなどもちょうど見頃だった。
なにがそこまで違うのかは分からないが、さりげなく庭木に咲く花桃や桜も見事!おそらくこの地区には庭木の歴史があるのだろう。都会の庭木との違いを感じた。
随所からのぞかせる霊峰富士
新名庄川の『お宮橋』は絶好の富士山撮影スポットで、カメラを構えた人達でごった返していた。
この時期、この場所は写真の題材が豊富にある。写真を趣味にしている人達は楽しくてしょうがないだろう。
かく言うこの私も、その中の一人になって来ていることはおそらく間違いない。
また富士山のパワーもすごい!富士山を目の前にシャッター切らない人っています?
人種問わず、多くの人をそうさせる富士山ってやっぱりすごいですよね…
人は綺麗な水をみると癒される?
とにかくここの泉はうっとりするほど綺麗です。
富士山の雪解け水が長い年月をかけて湧き出た泉。
その透明度は魚が浮いて見えるほど。
綺麗な水って見ているだけで癒されます。
つまり、それだけ綺麗な水が貴重で珍しいものだということなのでしょう。
本能的に不純物が混ざったものに嫌悪感を感じるように人間も作られている感じもしますが…
忍野八海の中心『中池』は忍野八海ではない?
忍野八海は国の天然記念物、名水100選にも指定。
2013年には世界文化遺産登録されました。
忍野八海とは、出口池、御釜池、底抜池、銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池の八つの池のことをいい、
実は忍野八海の中心にある一番大きな池『中池』は人工的に作られた池。(売店などに囲まれた池)
つまり忍野八海ではないとのこと。
えぇ~噓でしょ‼
微妙に騙された感はありますが、まあ良しとしましょう。
考えてみれば京都の日本庭園にせよ、お寺の境内にせよ、とっても美しいですが、全て人が創作したものですから。
これだけ人を魅了するお花見の代名詞”ソメイヨシノ”も人が創作した品種。
桜並木も人が設計し植栽したもの。
なんだか終盤にきて、おかしな感じになってきましたが…
美しいことには変わりはないですので(笑)
今回、水の魅力を再認識し”日本名水100選巡り”をやってみたい!と思うきっかけのお出掛けになりました。
もちろんワンコと一緒に。
駐車場
◎近辺に多くの駐車場あり。
◎一律一回300円。特に時間制限はありません。
◎24時間駐車可能。
◎料金を入れる箱が設置されていますので、そこに300円を投入する。