江戸時代に栄えた戸塚宿。その面影を所々に残しつつ都市機能も十分に満たしている戸塚。交通のアクセスも良いことで横浜での人気も高い。今回は柏尾川上流側の大橋付近から、戸塚駅ホーム下を通過、桜の名所でもあるプロムナードと呼ばれている緑道を歩く。その先には今年の春から稼働し始めた中外製薬の広大な敷地に繋がるわけだが、その手前までを散策する。
戸塚駅
JR東海道本線
JR湘南新宿ライン
JR上野東京ライン
JR横須賀線
JR成田エクスプレス
市営地下鉄ブルーライン
○渋谷駅⇒最速約40分
○横浜駅⇒約10分
○新横浜駅⇒最速約30分
wanman map
柏尾川プロムナード
戸塚駅~高嶋橋
桜橋(駅から2番目の橋)から戸塚駅方面(上流)を撮影。
駅寄りの朝日橋(駅から1番目)~高嶋橋(駅から3番目)までの右岸には54本の桜が植えられている。ここが柏尾川の”桜の名所”だ。
1952年頃に植えられたものらしく、樹齢70年を超える老木もまだおおく残る。
桜橋から下流方面を撮影。この近辺の護岸からは直接柏尾川にアクセスが可能。
左手のマンション群は『コンフォール上倉田』という公団だ。
コンフォール上倉田
1994年(住宅都市整備公団)施工は藤木工務店、総戸数145戸の8階建マンション、専有面積が約53㎡~約81㎡、間取りは1LDK、1SLDK、2LDK、3LDK、4LDK、駅まで徒歩10分、ペット相談可、※その他詳細データはリンク先を参照ください(マンションマーケット)
このプロムナードは利用頻度の高い緑道となっている。特に朝、夕の通勤時間帯には多くの人が行きかう。
おそらく殆どの人がこの先にある『中外製薬』の関係者だと思われる。
『高嶋橋』手前のマンション。
今回の戸塚編で2番目に気になったマンション。『ザ・戸塚マークレジデンス』
ちなみに左岸のマンション群は先ほど紹介した公団『コンフォール上倉田』。
ザ・戸塚マークレジデンス
2006年12月(三井不動産レジデンシャル、中央商事、三井不動産、大洋建設)施工(三井住友建設)総戸数123戸の7階建マンション、専有面積が約72㎡~約84㎡、間取りは3LDK、4LDK、駅まで徒歩10分、ペット相談可、※その他詳細データはリンク先を参照ください(マンションマーケット)
駅からの下流側10分圏内のマンションはここまで。この先は駅から”10分を超すエリア”に入って来る。
左手の建物が2023年4月から稼働した『中外製薬』の研究所『中外ライフサイエンスパーク横浜』。広大な敷地の中に16棟の建物が建つ。
右手には2000年以降に建ったマンションが軒を連ねる。写真手前のマンションで戸塚駅から徒歩13分。
朝日橋~戸塚駅東口
駅から3分圏内に戻ります。
建物前の橋が『朝日橋』。
左手の建物は駅から徒歩3分の『ブランズ戸塚』。
こちらが今回一番きになったマンションだ。
駅に最も近く、『柏尾川プロムナード』も目の前の立地だ。
ブランズ戸塚
2015年12月(東急不動産)施工は東急建設、総戸数109戸の11階建マンション、専有面積が約42㎡~約75㎡、間取りは1LDK、2LDK、2SLDK、3LDK、駅まで徒歩3分、ペット相談可、※その他詳細データはリンク先を参照ください(マンションマーケット)
駅の向こう(上流側)へ行く為には、『朝日橋』を渡り左岸のこの通路を抜ける必要がある。
東海道本線、『戸塚駅ホーム』が見える。
『吉倉橋』を渡り、右岸へ戻る。柏尾川沿道をさらに上流へと進む。
◆駅の東口にはModi。
戸塚駅東口~矢部町
ここから先『旧東海道』の『大橋』までは歩道の幅が少し狭くなる。
この先は旧東海道と並行するように川が流れ、右岸には戸建住宅が建ち並ぶ。
左岸の向こう側は『日立製作所』の広大な敷地。
『大橋』から戸塚駅側を撮影。
戸塚駅東口から『大橋』までは徒歩で約9分。
旧東海道(大橋)を横切ったところには『プロムナード矢部』というURの団地がある。
この団地が戸塚駅から徒歩9分~13分の表記。
ちなみにここのURは、わんちゃんは飼えないようだ。
『プロムナード矢部』まえの柏尾川。
左岸のマンションは『コスモフェスタ戸塚』。戸塚駅から徒歩14分。
この裏には2021年に完成したショッピングモール『イオンスタイル戸塚』と439戸のマンション『ルネ横浜戸塚』がある。
この先も柏尾川の沿道はつづくが、今回はこの辺りで折り返すこととする。
まとめ
- 戸塚は江戸時代に東海道の宿場町として栄えた場所。
- 戸塚区は横浜市で一番面積が広い。
- 電車の乗り入れ線は6線。横浜駅、東京方面、成田空港とアクセスが良い。
- 戸塚駅前には大きな商業施設がトツカーナモール、東急プラザ、戸塚モディ、アピタ、サクラス戸塚など充実している。
- グルメの街としての人気もあるようだ。
- ワンちゃん同伴可のCafeなどは少ない。
- 北鎌倉まで2駅、鎌倉駅まで3駅と気軽に行けることも魅力の一つだろう。
- 戸塚駅近郊には『日立製作所』、2023年には『中外製薬の研究所』が稼働し始め、広大な敷地に多くの人が出入りする。
- 駅近郊に住むことを仮定するならば、ワンちゃん散歩のベストポイントは『柏尾川の沿道』となる。
- 駅から10分圏内の土地は、ほぼフラット。マンションは急行停車駅にしてはかなり少ない印象。
- 戸塚駅近郊には動物病院がとても多い。
- 柏尾川付近には、大規模な公団(コンフォール上倉田)があるが、それ以外のマンションはそう多くは建っていない。
- 朝7時頃、柏尾川の護岸に多くのワンちゃんが集まっていた。
- 柏尾川の桜の名所は右岸、朝日橋から高嶋橋までの区間。
- 今回散策した柏尾川付近の浸水ハザードマップでは、”建物2階部分まで浸水する可能性がある”となっている。液状化マップでは緑色。
戸塚駅からもそう遠くない場所に『舞岡公園』という自然豊かな公園がある。
勿論こちらにも訪れましたが、今回当ブログで取り上げることを見送りました。
理由は園内の結構なエリアがわんちゃん立ち入り禁止だったのです。公園内には歩道の途中に北門、東門、南門と仕切りが現れ、『この先は犬、ペットを連れての入場は出来ません』。との”注意書き”が…
そうすると、わんちゃんと一緒に散歩できるエリアも”限定的”となってしまう。加えて、歩道も舗装されている箇所もあるのですが、登山道のような未舗装の道も多く、我が家のワンコには少しハードである。と思いました。